


【インタビュー】写真家 大野 阿具利さん
Q北区の良い所はどのような所ですか?
Aみんなが協力し合って町を良くしようとしている所ですね。みんな仲間だという意識があるので、気楽に過ごせますし、安心して過ごせるので、良い町だと思います。みんなで声かけをして町をより良くしようとしているんですよね。ゴミの清掃活動など積極的に参加してくれるので、北区ってすごくきれいな町なんです。学校、PTA、子供会、との連携があるため、町のことについての情報が入ってきやすいです。町を知るための工夫があるんですよね。町を知ることって非常大切なことなんですよ。町の人が一丸となって町をより良くしようということです。
Q子どもたちについて言えることは何かありますか?
A今の子どもって昔よりも外で元気よく遊ばなくなっちゃってるんですよね。ソフトボール大会をしても参加してくれる子が少なくて、ちょっとさみしいです。昔はソフトボールを教えてもらいたくて訪ねてくる子がたくさんいたんですけどね、もっと子どもは外で遊ばなければいけないですし、親は子どもをもっと外で遊ばせなければいけないですね。子どもたちが集まって元気に遊べるような機会があるといいです。そのためにはそれを企画する人、つまり核となる人が必要になってくるんです。最近では子ども会に参加する子どもの数が少ないのですが、やはり幼少期のそういった経験は大変重要です。コミュニケーションの取り方、体を動かす楽しさを学ぶ必要があると思います。
Q北区をもっと良くするために大切になってくることは何ですか?
A各年代がもっと協力し合ってふれ合える行事、イベントがあるといいですね。若者にはもっと積極的に町に関わってほしいです。例えば、芋煮会といったようなイベントがもっとあれば町も活性化すると思いますし、楽しめるのではないでしょうか。またはスポーツで手をつなごう、つまりもっとスポーツ行事があって、それを通じてたくさんの協力、助け合いが生まれ、町の人がもっと団結するといいですね。ソフトボールの審判員をしている身としてはソフトボール大会がもっと盛んになってほしいです。
・学生の意見
スポーツって、本当にたくさんのことを学ぶのに、うってつけだと思います。仲間をおもう優しさ、おもいやり、人とうまく付き合うためのコミュニケーション、勉強とは違ったことを学ぶことができます。子どもは外で遊ばせたほうがいいですね。大野さんのもとにまた昔のようにソフトボールを教わりに来る子どもがくるといいなと思いました。
塚本久事務所インターンシップ1期生 猪熊晋堂・福井朋弥

【インタビュー】 主婦 田邊 佳代さん
Q北区の良い所はどのような所ですか?
A適度に都会・適度に田舎で程よく過ごしやすいところです。比較的、交通の便が良いです。北区にある、名城公園が子どもの遊び場となっています。知れば知る程地域のつながりが濃く、地元愛もまたすごいです。広くてきれいで、ごみが少ない町が魅力のひとつです。
Q20代~40代までの若者が北区のまちにどのように関わっていけると思いますか?
A経験談ですが、子育てを通して、良かったところは、子ども・お母さん方共にすぐ仲良くなれた所です。同級生の子どものつながりから幅広い年代でつながれるので、まずは子ども同士の仲を起点に母親同士、さらには父親同士仲良くなれれば良いと思います。
・学生の意見
名古屋は都会というイメージが強いと思いますが、実際はそんなに都会というより田舎らしいところもあるんですよね。そういうところも、名古屋ならではじゃないでしょうか。子供を通じて、できるつながりは、強いですよね。特に、北区は地域のつながりが強いので、生活しやすいのかもしれないですね。
塚本久事務所インターンシップ1期生 猪熊晋堂・福井朋弥

【インタビュー】体育協会会長 丹羽 武さん
Q北区の良い所はどのような所ですか?
A地域に親しみやすい所ですね。非常に穏やかな町で、近くには自然がたくさんある名城公園がありますし、教育の場としては文句なしなのではないでしょうか。挨拶がしっかりできるという所もいい所ですよね。挨拶されて気分が悪くなる人はいませんし、地域のつながりができるので良いですね。
Qやはり地域のつながりというのはこれから必要になってくるのでしょうか?
Aもちろんです。近くに矢田川がありますよね。大雨が降って矢田川が氾濫して水害がおきた時、そして大地震が起きた時に何が大切になってくると思いますか?それは助け合いです。一人じゃ対処できないことはたくさんありますし、そんな時に協力が必要なんです。近所の人が困っているときに知らん顔じゃだめなのです。災害はいつおこるかわからないですよね。いざおきたときにそんな状態では被害が拡大してしまうのです。だから普段からつながりを意識しなければいけないのです。挨拶をすることはつながりをつくるための最適な方法ですよね。これからも挨拶ができる北区であってほしいです。
Q北区の問題点は何かありますか?
A区を象徴するものがもっとほしいです。せっかくいいところがたくさんあるのにもったいない気がします。それともっと地域を盛り上げるイベントがあると良いのではないでしょうか。最近では若者のスポーツに対する興味、関心が薄れてきているように思えて非常に残念です。昔はもっとスポーツイベントがたくさんあって、若者も積極的に参加してくれたんですけどね…。時代のせいでしょうか、最近の若者はスポーツをすることがださいと思っているんですよね。スポーツを通じて子どもたちも成長していきますし、みんなで力を合わせるという協力的な姿勢もうまれてくると思うんですよね。世代関係なく、つながりがないとだめなのです。今こそスポーツの力を借りて地域を活性化させる必要があると思っています。
・学生の意見
最近は携帯やネットなどの電子機器のせいで外で遊ぶ子供たちが少なくなってきているように感じます。子どもは遊びやスポーツを通じて人間関係や人付き合いを学びます。便利な世の中になって生活しやすくなってきている反面、私達は大切なものを忘れているのではないでしょうか。昔のように公園で遊んでいる子どもたちの姿が見られたらいいなと思いました。
塚本久事務所インターンシップ1期生 猪熊晋堂・福井朋弥

【インタビュー】高等学校教員 T.Iさん
Q北区の良い所はどのような所だと思いますか?
A地下鉄・JR・高速道路が整っているため、遠くに行くことも可能ですし、スーパーや栄に行くのも近いため、買い物をするという部分では特に困りません。下飯田はコミュニティがしっかりしていますし、地盤が固いため、地震に強いです。さらに誘拐等の悪質な事件が少ないです。北区はとても住みやすい町だと思います。
Q教育者の立場から見て、北区についてどのようなことがいえますか?
A最近ですと、杉村小学校の児童の数が減っていて、存続が危ういという問題があります。先ほど北区は住みやすい街といいましたが、その分、地価が高騰してしまっていて、人の数が少なくなってきています。この先子供の数が増えるとは中々考えにくいですね。あと、子供会のスポーツ大会での催しに来てくれる指導者が少なくなってきていると思います。子供の教育のためには、勉強だけでなく、運動をする環境を与えることが大切です。土日を使って、子供たちが運動できるような何かがあるといいですね。そのためには、それを行う軸となる人や地域のボランティアコーチが必要になってきます。
Q教員と親の関わりについて何かありますか?
A父母の懇談会では、親の集まりがあまり良いとは言えないです。仕事をしている親が多いので、仕方のないことなのですが・・・。教員と親のつながりがもっと欲しいですね。お互いがどのように子供に接しているのか知る必要があり、それは様々な教育問題に対して、いえることなのではないでしょうか。
Q北区の問題点について何かありますか?
Aさきほど地盤が固く地震に強いといいましたが、下飯田は区画整理がされてない所が多く、火災に弱いんですね。いざ災害がおきた時に、大切なのは助け合いです。そのため、地域のつながりというのは非常に重要だと感じています。そのつながりをつくるために、若者から高齢者まで幅広い年代の人が楽しめるようなイベントをつくるというのもいい案なのではないでしょうか。
・学生の意見
家族を守るために、頑張って働いている親にとって、地域のボランティア活動に参加するのは、なかなか難しいことですが、子供を教育する上で、そして町をより良くするためには、地域の人の少しの協力が必要になってくるのではないでしょうか。
塚本久事務所インターンシップ1期生 猪熊晋堂・福井朋弥

【インタビュー】寝具リース 淺田 昌弘さん
Q北区の良い所はどのような所だと思いますか?
Aおだやかな町ですね、自然が多いので、とても暮らしやすいです。あと坂が少ないですよね。車、電車、バス等の交通網がしっかりしているので、便利ですし、仕事の面を考えると北区はもってこいの場所と言えます。あと北区って悪質な犯罪が少ないんですよね、なんでかというと、不審者情報が入手しやすい工夫がされているからなんです。地域全体で子どもたちが住みやすい町にしようということです。だからこそ大人になって出てっても、また帰ってきたいと思える町なんですよね。しかし情報はあるが、誰が助けに行くのか、はっきりしていないのは問題だと思います。これからも安全な住みやすい北区でいるためには大切になってくることなのではないでしょうか。
Q最近では地震等の自然災害が問題とされていますが、そのことについて言えることは何かありますか?
A近くに矢田川がありますよね、その川の氾濫によって起こる水害が心配です。そういった自然災害が起きた時、老人夫婦の家庭だったら、迅速に対処することができないですよね。だから助けてあげなければいけないんです。だからこそさっきも言ったとおり誰が誰を助けるのかをはっきりさせる必要があるのです。まずは近所の人とのつながりを強めること、そのためには、会ったら挨拶をすることが大切なのではないでしょうか。
Q北区に欲しいものはなにかありますか?
A自然豊かで過ごしやすい町なのですが、なにか北区を象徴するものが欲しいです。いい町だからこそ、その良さをもっといろんな所にPRできるようななにかがあると良いのではないでしょうか。あと穏やかな町で有り続けるためには若者の力が必要です。若者がもっと積極的に町に関わることが必要になってくると思います。
・学生の意見
地域全体で町づくりをすることって非常に大切なことですよね。そのためには若者も積極的に町に関わらないといけないなと思いました。なので自分の住んでいる町のことについて詳しく知り、町で行われるイベントには積極的に参加することが大切です。忙しくて難しいという人もいるでしょうが、ちょっとでも気を向けることができたらいいなと思いました。
塚本久事務所インターンシップ1期生 猪熊晋堂・福井朋弥

【インタビュー】 中学校校長 中村拓夫さん
Q北区のいい所はどのような所だと思いますか?
A北区の人は穏やかな人が多いです。子供を教育するという部分で考えると、とても良い環境だといえます。挨拶をしてくれる人が多いという所も良い所です。挨拶をすることにより、人と人とのつながりが出来、地域全体で町をより良くしようとしている所が北区の良い所なのではないでしょうか。
Q教育の話が出ましたが、具体的にどのようなところが良いといえるのですか?
A勉強だけでなく、部活も盛んだという所がいい所だと思います。親の方々も子供に部活をさせるということに対し、前向きに考えてくれる方が多いです。勉強だけが教育ではないと思います。部活動や学校行事を通じて、学ぶことはたくさんあると思います。比較的イジメが少ないという所も良い所で、男女関係なく大勢で遊んでいる子供たちの姿をたくさんみます。子供の行事には大勢の親の方々が参加していて、親が子供を見守っているということを感じることが出来ます。
Q学校と地域のつながりという部分では、何かありますか?
Aそうですね。学校と地域の結びつきが強いので、学校で行われることが地域に伝わり、地域の人たちが積極的に協力してくれます。それによって一体感がうまれるのは良い所ですね。それと北区はとてもきれいな町だと思います。それは地域の方が清掃活動をしてくれているからなんです。地域全体で子供たちが過ごしやすい、そして学びやすい環境をつくろうとしているんですね。
Q北区の問題点は何かありますか?
A中学校の数の割には高校の数が少ないのではないかと思います。せっかく学ぶ環境がすばらしいのにもったいない。学校が少ないため、高校に進学するときに守山や春日井や小牧や犬山に出ていく人が多いです。そのため、それらの地域とのアクセスがもっとほしいですね。
・学生の意見
子供にとって、学校という場所は学ぶという部分で非常に大切な場所だと思います。勉強だけじゃなく、学校で学ばなければいけないことはたくさんあります。地域の人が協力し合って、より良い学校にしようと考えるということは、北区の良いところといえるのではないでしょうか。
塚本久事務所インターンシップ1期生 猪熊晋堂・福井朋弥
